面接官に話を聞かせるテクニック!マイ・ストーリーを語る

「志望動機」「自己紹介」の箇所でも、「自分の物語」つまりマイストーリーを入れて、あなたの行動を語るという方法をお薦めします。

このマイストーリーを入れていくと、面接の時も話がうまく流れます。
例えば、こんなストーリーはどうでしょうか。
子供の頃、父親の仕事でドイツにおりました。
その当時、御社のロゴマークが入ったが車がたくさん走っていたのを見たのが、そもそものなれ初めです。
それが、御社に興味を持つきっかけでした。

というストーリーです。

これも、子供の頃に、既に会社のロゴマークは知っていたが、会社の具体的な業務までは分からないものの、そこから会社に興味を持つようになった。
「だから」御社を志望する動機があります、とストーリーの中で示しているわけです。

そのようなパターンを作るべきです。
もしも、本当に引用例のようなマイストーリーがあれば申し分ありませんが、思いつかない場合は、今までの人生を過去にさかのぼって考えれば、必ず人に話せるマイストーリーが出てくるはずです。

つまり、なにかきっかけとなるような理由を探し出して、そこからマイストーリーを構築すれば良いのです。

具体的な例を考えてみました。
私の父親は以前、大手の一流企業を辞め、居酒屋を始めて、私をここまで育ててくれました。
私も父親のように、大企業の中で自分に与えられた大きな仕事の一部分をこなすだけではなく、起業という自分の夢を叶えるために、御社のような成長性の高いベンチャー企業で、裁量と責任のある立場を経験したいと思って参りました。


このように、自分の物語、マイストーリーは考えれば必ず一つは出てくるはずです。
これも、自己分析のところで行ったように、まずは紙に書き出してみる事です。
ブレインダンプと同じ要領です。

自分の幼い頃から、現在に至るまで、親、兄弟、親戚から友達などの交遊関係も含めて、自分にまつわる事すべてを書き出します。
マイストーリーを構成する要素になるものは無いか、そこにフォーカスして書き出してみます。
大事な事は、あなたのストーリーを作る事です。
その方が、志望動機に厚みが増して、「なぜ、うちなの?」という疑問にも、説得力を持って向かいやすいからです。
自分の行動の根拠や、実例を自然に語るのが目的です。




自己紹介で使えるマイ・ストーリーの作り方

ここでは、「自己紹介」の部分で生かせる「マイストーリー」の作り方を伝授します。
まず、あなたにしていただくたい事としては、
「あなたのこれまでの人生の中で、最大の危機を思い出して、それをどうやって乗り越えたのか?」 のストーリーを作る事です。

例えば、私の仕事上での一番の危機を乗り越えたストーリーは、
「展示会の場面で、出してはいけない展示写真の値段を付けたまま、部下が展示をしようとしていたのを直前に気づき、すぐに撤去しました。
その後、上司に報告をして、二日遅れとなりましたが、無事に写真を展示する事が出来ました。」
といった感じになります。

ここでのポイントは、「人生の最大の危機が訪れて、どのように乗り切ったのか?」を、あなたの人生に起こった事例で置き換えてみる事です。

「危機」ではなく、最大のチャンスが訪れた時などの成功例にするとどうでしょう。
仕事面での事例にすると、
・ 私が一番、リーダーシップを発揮した時
・ 私が一番、マネージメント力を発揮した時
性格面での事例にすると、どうでしょう。
・ 私が一番、協調性を発揮した時
・ 私が一番、積極性を発揮した時
・ 私が一番、逆境に強いと思ったのは
「最大の危機を乗り越えたあなたのストーリー」は上記の事を面接官に聞かれた時にそのまま言い換えられます。

こういった話をすれば、企業側があなたに期待している、積極性、協調性、リーダーシップの面でのビジネス能力を発揮出来る人材であると、分かってもらう事が出来ます。

つまり、過去の経験の話が、あなたのビジネス能力、対処方法を知っている事の証明になるのです。
口答で、面接官に話す時にはコンパクトにまとめていただく事です。
そして何より大事なのは、あなたの能力とともに仕事に対する考え方や人柄が面接官によく見えるようにする事です。

そして、最後にもう一つ考えておくべきマイストーリーがあります。
それは先ほどの「危機」とは正反対の事です。
つまり、人生で一番幸せだった事、最高だった事、嬉しかった事などの成功体験についてです。
たとえば、
「私が最も嬉しかったことは、やはり営業成績がトップになった事です。
なぜ、トップになれたかというと、それまで誰も実行していなかった営業のやり方を開発いたしまして~」
と、以下はビジネスの手法や話法の説明になります。

私の例で言うと、こんな事がありました。
「広報を担当していた時に、会社の株式の店頭公開のニュースをプレスリリースし、結果、日経新聞の本紙に掲載された時は、嬉しかったです。」
この、幸せだった事、嬉しかった事を他の事例に言い換えてみると、どうでしょう。
・ 私が一番、創造性を発揮した時
・ 私が一番、斬新なアイディアを発揮した時
・ 私が一番、交渉力を発揮した時
・ 私が一番、能力を発揮した時

「最高に嬉しい経験をしたあなたのストーリー」は上記の事を面接官に聞かれた時にそのまま言い換えられます。

これは、あくまでも一つの傾向ですが、仕事で創造性や成果を発揮できた時は、楽しんで仕事をした時が多いです。

この最も嬉しかった事、最も大変だった事のストーリーは、あなたのビジネス能力の証明と、何より自分は仕事を楽しむタイプであると自己紹介に繋げる事が出来ます。

面接で答える場合は、特に最も嬉しかった事、最も大変だった事、この2 タイプのストーリーをじっくり考えておいて、説明が出来るようにすれば準備は万端です。

そして、実際の面接で、
「あなたが一番、リーダーシップを発揮したのは、どんな時ですか?」
と振られたら、考えておいたストーリーを話せばいいわけです。
面接で答える事のポイントだけを押さえておいて、あとは全て使い回しをして下さい。
この言い換え、置き換えの考え方は応用がきき、非常に便利なので是非活用して下さい。

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