知って安心!面接の時に必ず聞かれる3つの質問とは?

面接の時に、必ず聞かれる定番の質問というものはあります。
その定番の質問は三つだけです。

これから、その質問にポイントを絞った答え方や考え方について披露します。
まずは「転職理由」、「あなたは、なぜ転職をされたのですか?」ですね。
もしくは、「なぜ退職されたのですか?」ですね。

次は「志望動機」、「あなたは、なぜうちの会社を選んだのですか?」ですね。

最後に「自己紹介」、「あなたの人となりを教えてください。」です。
もしくは、「自己PR してください。」ですね。

順番が入れ替わる事もありますが、この三つは必ず聞かれる事ですので注意して下さい。
もっと言ってしまうと、他の質問はたいした事はありません。

有名な「パレートの法則」俗に「80 対20 の法則」と呼ばれているものがあります。
これはマーケティングの現場でも使われていますが、20 %の商品が全体の利益の80 %を占めているという法則の事です。

転職活動で重要な20 %に当るのが、基本となる三つの質問です。
これにきちんと答える事が出来れば、他の80 %に当る部分の質問は重要ではないので、余り覚えなくて大丈夫です。
とにかく重点的に準備をしなくてはいけないのが、転職理由、志望動機、そして、自己紹介です。
この三つの質問、つまり全体で重要な20 %の部分に注力して、しっかり考えていきましょう。




転職理由を正直に言うと採用されない!上手な面接官が納得する転職理由の作り方

まず、転職理由です。
「あなたは、なぜ転職をされましたか?」という質問です。
転職をする事を決意した理由。

そこには、不満があるから転職を思いついたと思います。
これは大前提ですね。
例えば、嫌な事があった。
あの上司が嫌いだ。
人間関係もあるかもしれない。
こんな仕事はやりたくないというのもあるかもしれない。
他にはこの会社は先行きが見えない、終わっているようだなと感じる事があるかもしれない。
ここにいても、しょうがないと感じるのにも色々な理由があると思うんですが、やはり「不満が一番」ですよね。

それは、転職の理由として間違いなくあると思います。
ただ、面接を受けた時にそのまま言ってしまってはダメです。
それを言ったら、お終いです。
だったら、何を言えばいいのか?

転職理由を述べる時に、気をつけたい事は、ただ不満を述べてばかりで、それが原因で転職をしていますという事では、相手にいい印象を与える事が出来なくなってしまいます。

では、どうすれば、いい印象を与える事が出来るのか?
まず、自分が現在持っている不満を解消し、自分のなりたい未来の姿を想像する事です。
その不満を解消した姿、自分の未来の姿が、転職を決意した結果であり、その不満を解消して仕事をする事が、当面の転職活動の目的になります。

転職理由に関しては、不満を持っていても、それをそのまま伝えてしまうのではなく、前向きな理由にすり替えて相手が納得するように説明する。

これが大事です。
私も、
「なんで、こんなにたくさんの会社を辞めたのですか?」
「転職理由は何ですか?」
と、聞かれます。

私の転職理由の本当の事を、あなただけに言いますと。
実は上司が嫌いだった、とか。
こんなにわけの分からない会社は嫌だ、とか。
ちょっと会社も危ないし、いつまで保つか分からないなぁ、とか等々。
本当のところはそんな理由です。

ただし、やっぱりこれを面接で、はっきり言っても通りません。
だから、私の場合は、
これからも成長し続けたいですし、キャリアアップをしていきたいです。しかし、今の会社では~の理由で実現できそうにありませんので、今回、転職を決意しました。
などの理由を答えています。

現在の不満を解消した自分の姿を想像しながら、自分の希望が実現した時の姿を思い描きながら、前向きな理由で相手が納得しやすいように答えるようにしています。

実は、それまでは、
・前の会社の経営状況が悪くなってきたので辞めました。
・部下を守って辞めました。
と、面接で色々と正直な理由を述べてきましたが、それだと面接の時にウケが良くないです。
そして、落とされます。

正直な理由は、出来るだけオブラートに包んで、前向きな理由で転職活動をしているという事を説明して下さい。

ここが大事です。
私の場合は、会社がヤバい、傾きかけているなぁ。
せっかく商品を一つ立ち上げてマーケティングもやり尽くしたので、ここの会社も辞め時かなぁという感じで転職を決意しています。

ですが、これを、
「私は、今まで、マーケティング一筋でやってきました。今の会社では新しい事業を立ち上げ、マーケティングも軌道に乗せ、今後は、会社の収益の柱に一つに育てたいと思っていました。
しかし、社長の方針により事業を縮小する事になり、今後、今以上の仕事が出来なくなりましたので、今回、転職を決意しました。」
とすると、どうでしょう。

勿論、「違う事をやってみたいなぁ。」という気持ちの裏には、もっと自分の事を評価してほしい、だとか、こんな会社は嫌だ、という気持ちがあります。

しかし、仕事という事では、もっと成長したいという気持ちは強く持っている為、転職を決意しました、という言い方にしました。

よくある不満に隠れている裏の部分が転職理由の一番大きなものになります。
結局は、その裏の気持ちにあなたが気づくかどうかです。
人間関係がどうした、とか。
それはきっかけに過ぎません。

その裏に、潜在的に自分が抱えている転職理由というものが隠れているはずです。

私の場合は、
一から一つの商品のマーケティングをし終えたという事があり、もっと違う事をやりたいと思った。
もっと大きな仕事をやってみたいという欲求が出てきました。

というのが、面接で答える時の一番の転職理由になっています。

具体的には、
「今の会社には、オフライン(ネット以外)のマーケティングを中心にやってきましたが、これからはオンラインでのマーケティングも重要になると私は思っています。
経営陣には重要性を訴えていますが、実際にオンラインでのマーケティングをスタートさせるのは難しいのが現状です。
そんな時に御社の求人を拝見し、ネットの重要性を理解している御社でもっとマーケティングの仕事にこだわりたいという気持ちが強くありましたので、転職を決意しました。」
という前向きで、相手に分かりやすい答え方にもっていくと伝わります。

もしも、給料面での不満がある場合は、
「もっと幅が広く、給与の良い仕事に転職したい。」のですから、
「今の仕事は嫌いではないのですが、これ以上の給与を得るのは難しいのが現状です。
そんな時に御社の求人を拝見し、結果を出せば出す程、給与が上がる実力主義の世界で自分を試して見たいという気持ちが強くありますので、転職を決意しました。」
という答え方も出来ます。

ただし、色々な事例があると思いますので、あなただけの転職理由を深く考えてください。
この転職理由、すなわち、会社を辞める理由は、次の志望動機にも繋がります。


ですから、ここを深く考えていただく事で、次に繋がっていきます。
そして、相手も納得しやすくなります。





採用したいと思わせる志望動機の答え方

志望動機を考える場合は2ステップで考えるのが一番いいですね。
まず、ステップ1 で、自分がやりたい事がある、実現したい事がある。
転職をすると、それが出来そうだ。

これをステップ1 に持っていくべきです。

ステップ1 が志望動機の柱として、それを実現する場所、つまり環境面については、ステップ2 です。
志望している会社の持っている色々な付帯条件、その会社の魅力についての研究で、「なぜ、弊社を選ばれたのか?」ですね。

ステップ1 、ステップ2 をしっかり考えると、志望動機というものが、大きく広がっていきます。
簡単に言うと、
私は~がやりたくて、その仕事を選びました。そして、~ので、御社を選びました。
あなたは、この~を埋める為に色々と考えて、紙に書き出してみましょう。
そして、一つ前で述べた、転職理由と志望動機は繋がっています。

一つの軸、つまりストーリーを作っていくかという事ですね。
転職回数が多い場合、どういうストーリーを作るかと言うと。
やはり仕事が好きな理由、私の場合は、会社でやりたい事はマーケティングの仕事であって、ここにこだわりがありますよという部分を軸に持ってきています。

そして、辞めた理由を説明する時も「何がやりたいのか」という部分に注力をして、「もっと大きい仕事がしたいと思った。」「もっと、大きなマーケティ
ングの仕事をしたい。」という流れにしています。

本当のところは、先ほど書いた通りです。
ただ、それを面接で答えてしまっては落とされます。
これまでは、このような仕事をしてきました。
そして、今後はこういった仕事をしてみたいです、ここまでが転職理由です。

さらに、御社は私がやりたいと思っている仕事が実現できる会社です、と。環境面が整っています、と。
ここが、あなたがこの会社を志望した理由、志望動機になります。

そういったストーリー、流れを作っていければ、後はどんどん広がっていきます。

企業側が聞きたい事は、まず、「何でうちなの?」という部分になります。
続いて、「他にも同業他社がいるじゃない。」さらに「マーケティングなら、どこでも出来るんじゃない?」という質問にも進みます。
ステップ2 の部分で、どんどんその会社でなくてはいけない理由、つまり付帯条件について増やしていければいいのです。

この事も、難しい事ではありません。
整理してみましょう。
・ なぜ、この会社でなくてはならないのか。
・ 競合の他社でないのは、なぜなのか。
・ あなたがその会社でできる事、やりたい事とは何か。
・ あなたがその会社に貢献できるポイントは何か。

ここさえ、しっかりと考えておけば、面接でもブレる事がなく答える事が出来ます。
志望動機のポイントとして、「どうしてこの業界なのか?」という事も聞かれるでしょう。

この業界の中で、「なぜこの会社なのか?」「 なぜうちなのか?」という部分ですね。
この会社の中で、「自分がやりたい事がどうして出来ると感じたのか?」
最後に、「どうして自分がこの会社の利益に貢献が出来るのか?」という話になります。
これも、前に述べたパターンです。
2 ステップのパターンで考える事が出来ます。

まず、業界を含めて自分がやりたいと思っている仕事は何なのか?
突き詰めて考えていくと、自然と答えが出てきます。
そして、志望動機のステップ2 でまとめた考えで、面接で必ず聞かれる質門「なぜ、うちの会社を選びましたか?」で、会社の環境面から見たメリットについて、その環境を得たことで実現する仕事面での希望と、目的に沿った一貫性のある答えが出来ます。

例えば、私の場合は
転職先を探す時に、仕事面での希望がいくつかありました。
まずマーケティングの仕事にかかわれる場所である事、そして企画営業から広報まですべてを一通りかかわれるという事です。
それが高いレベルでかなえられそうだと感じた事と、現実面では自宅から勤務先までが通いやすいという事も非常に魅力に感じております。

という答え方です。

まず、やりたい仕事があり、その希望がかなえられるだろうという目的を説明し、環境面でのメリット、プラスアルファの要素についてもさり気なく触れるやり方です。

一つの答えが自然に広がるように、やりたい仕事や、受けようとする会社や業界について、目的を深く考えておけば面接で何を聞かれてもしっかりと答えられます。

そこが一番のポイントです。

そして、「志望動機」の中で、言葉として使えるのが「成長力がある」という言葉です。
使い方としては「この業界、成長力があるので」となると、業界全体を見ているなと言う事で、広い視野で考えていると判断されます。

他には、「柔軟性がある」「社会貢献度が高い」「高収益である」「変化対応力がある」などの褒め言葉も業界全体をプラス志向で見ているキーワードとして使えます。

まず、これらの言葉の中から志望動機の部分を広げていけば、あなたの発想も湧いてくるでしょう。
ですから、転職理由と志望動機、この二つはじっくりと考える事をお薦めします。




自己紹介で話すべきポイントは?

自己紹介のポイントは、まず前職の実績です。
これまで、どんな仕事をして、何を学んできたのか。
そこで学んだ結果、今があり、また、何に関心があるのか。
関心を持った結果、あなたはこれから何をしていこうと思っているのか?
この大まかな流れで、あなたの過去、現在、そして未来の中で、どんな事をやってきて、今後、どんな事をやりたいのか。

これを自己紹介に織り込めば、簡単であってもスムーズに流れます。
そして最後に、御社で働きたい熱い思いを伝えて締めくくります。

さて、自己紹介というものは、何十枚もある職務経歴書を作らないのと同じように、長くだらだらと話すものではありません。
文字数にして、400 字におさまるぐらい。
時間にしても、90 秒以内でおさまるように簡潔に済ませた方が絶対にいいです。
3 分以上も話すと、面接官も聞いているようで、実は聞いてくれていません。
ほとんどの場合は相手が飽きてしまいます。

ですから、本当に大切な事に絞って簡潔に話す事です。
普通の履歴書・職務経歴書の中の、「自己PR 」の項目には、よくこんな言葉が書いてあります。
「コミュニケーション能力が高いです。」「協調性があります。」「柔軟性に優れています。」「粘り強いです。」といった事ですが、それを面接官に言ってみても、白々しくなってしまいます。

ですので、その能力を使って成功した具体的な例を話してみて下さい。
例えば、交渉をする際に、顧客との会話でうまく営業成果に結びつける事が出来たとします。
話がうまくいき、その結果、契約できて、会社の利益に貢献しました。
相手の求める部分を素早く察知して、うまく返しましたよ、と。

「コミュニケーション能力が高いです。」と、ただ自分の能力だけを主張をするだけではなく客観的な事実になるように話をするべきです。
また、コミュニケーション能力が高い会話をする時に、どうしたのかという具体的な方法を話す事も一つの手段です。

例えば、
「相手の事をじっと見て、全身で相手の話に聞き入っていますよ。」という態度を見せて、オープンに色々と語ってもらう努力をしていますなど、その能力を発揮した時の事を思い出しながら、具体的な方法が見えるように話すと説得力が増します。

もっと具体的に言えば、
私がテレアポする際に一番に考える事は電話では長く話さない事です。
初めての人に電話で説明をし始めると怪しまれて電話を切られますので、まずは一点だけ、「御社(もしくは、あなた)の○○について興味を持ちましたので、一度お会いさせて下さい。」としか話しません。
この一言だけで会える確率がかなり高まります。


上記の自己紹介は私の例ですが、あなたがこれまでの仕事で得たノウハウやテクニックについて自己紹介の場で話すと面接官の心に響きます。
これまでいた業界とは違う会社に応募する場合など、キャリアチェンジになる時は、応募する先の会社の仕事は全くの未経験という事になります。

そこで、これまでの実績や経験の中から、応募先でも接点がある事を具体的なストーリーで話すようにして下さい。
そういった未経験職種の応募の時の言い方ですが、
「現職の営業を通じて、色々な会社の年長の方や役職についている方ともやり取りをする機会を得ました。
その時に、はっきりとした話し方をしていたので気に入っていただいていました。
今後は、商品を売り込むだけではなく、お客様との対話を通じて、求められているのは何かをすくい取り、企業の成長をお手伝いする仕事に携わりたいと考えております。」

まず、現職を通じて得たものは、何か。
そこでは、何をしたら相手に喜ばれたか。
その経験から今後の新しい仕事にどのように活かしていくのか。
応募先の会社が望んでいる事は何だろうかという事もあわせて、これまでの経験から思い出して、効果的な伝え方を考えていくといいでしょう。

つまり、相手が求めている能力を意識して、未経験だけれど対応力に期待できそうだと感じ取ってもらう事が必要です。
今の「転職理由」、「志望動機」、「自己紹介」の三つで大事なのは、答えの一つ一つがバラバラではなく、全てを通して一貫性のある考え方で流れが出来ている事です。
この三つの中で、少しでもブレたり、少しでも疑問に感じる部分があると、やはりそこは面接の時に、突っ込みを入れられます。

一貫性がないという事で、目に留まってしまいます。
ですから、しっかり三つの要素で流れを作るように考えていただく事が大事です。

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