採用担当者が教える!失敗しない職務経歴書の書き方

職務経歴書についてですが、履歴書が簡単で良い分、こちらが重要になります。
これも、ポイントとしては余り長くなり過ぎないようにする事です。
出来れば、A4 サイズで一枚にまとめるようにして下さい。

私の場合は転職回数が多いので、二枚になっています。
ただし、長くてもそれが限界で、三枚以上は長くて見る気がしなくなります。

もしも、10 枚20 枚もあるような職務経歴書が届いても、読む方つまり企業の採用担当者も大変ですし、時間が無いので、もういいよという扱いになります。

ですから、せいぜい二枚程度にまとめるように心がけて下さい。
内容としては、在籍していた会社名、所属部署名、在籍期間、業種、職種、実績、経験、能力、自己PR、等になります。
職務経歴書にしても履歴書にしても、重要な事はたった一つです。
それは、相手にとって読みやすいものなのかどうか、です。
これは難しい事ではありません。

まずは、今までの職歴を全部ざっと書き出してみて下さい。
今までどういう仕事をやってきたのか、書いてみる事です。

そして、上記の内容を一つ一つ書き出し、順番に並び替えるだけです。
その書き方としては、職歴を年代順に書く「編年体式」、直近の職歴から書いていく「逆編年体式 」、経験した仕事を職務別に書いていく「キャリア式」の三つがあります。

どの書き方がいいかですが、私は「逆編年体式 」をお薦めします。
相手にとっては古い職歴より新しい職歴の方に興味がありますので、私はこのやり方をしています。




オリジナルの職務経歴書を書くための3つのポイント

まず、職務経歴書は履歴書と違い、書き方に特別なルールはないです。
だから、自分でオリジナルの職務経歴書を作成して、応募する企業にアピールする事が重要になります。

よく市販の履歴書に同封されている職務経歴書をそのまま使われる方がいますが、大したアピールにならないので止めた方がいいです。
ならば、どうやって応募企業にアピールできるあなたオリジナルの職務経歴書を作成すればいいのか?

よくある転職本に載っている職務経歴書を真似して書かれる方もいますが、真似る場合でも、きっちりとポイントを押さえて書かないとうまくいきません。

では、どんなポイントがあるのか?

ポイントは三つあり、まずは職務経歴、次には能力・知識、最後に自己PR・実績になります。

これらを全部押さえてから、あなた独自の部分を付け足していけばあなたオリジナルな職務経歴書ができます。

並べる順番としては6 通りのパターンができます。
パターン1 パターン2 パターン3
職務経歴 能力・知識 自己PR・実績
能力・知識 自己PR・実績 職務経歴
自己PR・実績 職務経歴 能力・知識
パターン4 パターン5 パターン6
職務経歴 能力・知識 自己PR・実績
自己PR・実績 職務経歴 能力・知識
能力・知識 自己PR・実績 職務経歴
この6 パターンの中であなたが一番アピールしたい部分を一番上に持ってくれば良いでしょう。
アピール度としては順番に並べると上、下、中の順になります。

最もオーソドックスなパターンとしてはパターン1 になります。
実際に、私もパターン1 の職務経歴書を書いています。
普通は職務経歴が一番上にきますので、パターン1 と4 以外は相手によっては鼻に付く感じがして嫌われる場合もあります。

特に保守的な会社はその傾向が強いので気をつけてください。
面接ではこの職務経歴書をもとに行われますので、今後、面接で聞かれるであろう「転職理由」「志望動機」「自己紹介」の回答を想定した上で作るとより良い職務経歴書ができるでしょう。





具体的に職務経歴、能力・知識、自己PR・実績で何を書けばいいの?

職務経歴はあなたの職歴を書き出し、会社名、在籍期間、事業内容、経験などを記し、この書類の基本になります。
会社の規模を入れても良いでしょうが、私の場合は潰れてる会社もあり、当時の規模も分からないので割愛しています。

そして、経験に関しては客観的な数字も盛り込む事が出来ると、相手により分かりやすいです。
ただ、数字が把握しづらい場合は、無理に適当な数字を書くのではなく、経験の中にアピールできる実績を入れると分かりやすいです。
特に、キャリアを積んだ中高年にはお薦めで、私もこの書き方をしています。

また、書き方としては、長い文章は見づらいので、箇条書きにして体言止めで表現した方が良いです。
体言止めとは、「販促物の製作。」「製品企画の立案。」等の表現方法です。
能力・知識はあなたがどのくらいの能力、知識を持っているのか、応募する企業にアピールできる部分を書き出します。

特にキャリアのある人の場合は、数あるスキルの中から新しい仕事に関連したスキルを中心に書くべきです。
逆にキャリアの浅い人の場合は、普段の仕事や生活の中でどんな事でもよいから新しい仕事に関連しそうな能力・知識を見つけましょう。

自己PR・実績はあなたの実績をもとに応募先企業に自己PR する所です。
あまりアピールできる実績がない時は、あなたの人生経験にまで幅を広げて、その中から新しい仕事に関連する事を自己PR しましょう。

そして、ここには志望動機やあなたの仕事に対する思いや哲学を伝えましょう。

それを伝える事により、応募先企業へのあなたの熱意や使命感が伝わり、採用へより近づく事になります。




職種別、職務経歴書の見せ方

これまでの流れで、三つのポイントの書き方を説明しましたが、職種別にも職務経歴書の見せ方がありますので記します。
営業職、販売職の場合は、経験の中に週に何本営業をかけた、顧客を開拓したのが何件である、または、同期の内で成功を納めたのならば、何人中何位である等の成績や数字を添えると良いです。
職務経歴がメインになりますのでパターン1 か4 が良いです。

事務職などの数字にしにくい職種の場合は、経験の中にどんな実務をしてきたかを書き出すと良いです。
例えば、試算表作成、決算資料作成、税務申告書作成、財務諸表分析、等。これらを箇条書きにすると、採用する立場から見てもどんなスキルを持っているか分かりやすいです。
これも、職務経歴がメインになりますのでパターン1 か4 が良いです。

エンジニア系、クリエイター系などの職種の場合は、能力・知識を見て、何ができるのかがメインになるので、先ほどのパターン2 か5 で職務経歴書を作ると良いです。
フリーターや第二新卒の方の場合は、職務経歴よりも自己PR をメインにするパターン3 か6 にして、メインにあなた自身の物語を書き、新しい仕事に対する熱意を伝えましょう。

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